今日なにげなくTVをつけたら、NHKのあさイチという番組内で老後破産、という特集をやっていました。その中で一番気になったの住宅ローン破産。
住宅ローン破産、ヒトゴトではないな~と思わず見てしまいました。
我が家の住宅ローンは35年ローン、主人名義です。
支払い完了の主人の年齢は67歳の予定。
会社の定年が60歳なのか65歳なのか、それ以外なのかは実はよくわかっていません。
もし60歳で定年退職なら、7年間、ローンが残ってしまうことになります。
65歳だとしても2年。
借り入れるときも、そのことは少し気になっていましたが、頑張って繰り上げ返済をすればいい、という今思うとなんとも甘い結論に至ってしまったのです。返済期間を短くする選択肢もありましたが、後から短くすることはできるからマックス35年を選びました。期間を短くするより、繰り上げ返済して月々の支払額を減らし、最終的にそれをゼロにすればいんだよ、という主人の言い分にも納得してしまいました(←それについては私もそうなのかな~と今でも思っていますが)
子供もいなくて私も働いていたので家計が苦しい、などと思ったことは一度もありませんでした。
でも、出産し仕事をやめたら、その住宅ローンの返済額が重くのしかかってきました。
先のことをちゃんと考えず、無理な借入金額、返済プランだったことを後から思い知ったのです。
銀行は貸したらその分、利息という利益が入るから、多少無理でも「大丈夫」と貸してしまうんだな~、と思いました。
でも、借りてしまったので頑張って返すか、住宅を売って返済し、賃貸暮らしをするのか、しかありません。賃貸でも家賃はかかります。なので現状、頑張って返済することを選んでいます。
主人が転職して、もうすぐ2年になります。とりあえずは借り換えを視野に入れて考えてみようかな~というところです。
住宅費は手取り給与の3割までと言われています。ローン返済額だけを見れば、ぎりぎりおさまっていますが、それに固定資産税を月額換算して含めると3割オーバーしてしまっています。まずは繰り上げ返済と借り換えとでその金額を3割未満におさえたいところです。
断捨離して、ミニマリストという生き方を知り、目指し、家計をミニマルにしたい、と思うようになりましたが住宅ローンはとてもネック。
その時の生活、家計に合わせることができないのです。
どっちがいいかはその人の選択だし、家を買うことは悪いと思っているわけではないです。ローンは心配だけど払い終えてしまえば家賃がかからないという安心感はあります。
でも、収入の少ない我が家にとってはちょっと無理してしまったな~という後悔はあります。
でも、昔はもっと老後やお金のことが不安だったけど、モノを減らすことで少なくても暮らせるという実感が持て、お金がなければ大変だけどないなりになんとかなるかな~と思えるようにはなりました。実際に断捨離して生活コストは下がったし。
モノを減らすことで、なんとかなるだろう~感や安心感を得られたことは私にとってとても大きいです。