空気よめない私。人の気持ちがわからない私。
空気読めなくて、
人の気持ちもよくわからなくて、
鈍感で、
気がつかなくて、気が利かなくて、
人の話してることが理解できないこととかも多くて(一緒にいる他の人は理解して適切な返しをしてるように見える。)
なんてワタシはダメなんだろう、って思ってた。
空気よめない私はダメ。
人の気持ちがわからない私はダメ。
鈍感な私はダメ。
人の話を理解できない私はダメ。
なんで、私はみんなと同じようにできないんだろう。
そんな風に思ってた。
けど、
いつのまにか、
そんな私にもオッケーを出せてた。
それは、多分、前の職場での経験から。
前の職場で、Aさんという先輩がいた。
私はその先輩の下につき、先輩から仕事をもらい、指示をもらい仕事をするような感じだった。
ずっとAさんと仕事をしていて一年くらいしたらBさんが入ってきた。
Bさんは優しくてよく気がつく、人の気持ちがわかる、空気の読める、まあ、私とは真逆な感じの人。
ある日、Aさんがいないとき、Bさんと話してたら
「Aさんって、感情の起伏が激しいよね。怒ってるときは冷たくてめっちゃ怖いよね」
みたいに言われたの。
私は全然そんな風に思ってなかったんだけど、そのあとAさん見てたら、確かに感情の起伏が激しい。怒ってるときがある!って気づいた。
けど、一年間仕事してて全然気づかなかったの。
気づいちゃってからは気になって怒ってるときはビクビクしちゃってた。
Bさんは、入社したときからAさんに気遣っていたような感じだったけど、なんか振り回されてる感じもあって、ちょっと大変そうだった。
結果、体調崩したりもしてて。
(あ、AさんもBさんも、いい人です。好きです。仲良く仕事してました。特徴をピックアップして書いただけで。)
人の気持ちがわかったり、空気が読めたりすると、大変なこともあるんだなーと思った。
鈍感で気づかないことって、メリットにもなるんだなーと思った。
Aさんの怒りっぽいところ、一年間気づかずに平和に仕事できてたからね。
空気がよめないことで、
変な発言してまわりに変な顔をされたりもした。
そんな自分はダメだと思ってたけど、
きっと、空気が読めなかったり、気づかなかったり、鈍感だったことで、
メリットもあったんだろうね。
バツをつけてたから、
気づかなかっただけで。
受け取らなかっただけで。
そう思えるようになった。
空気が読める人も、
その事でのメリットもデメリットもあるのかもしれない。
そう思うようになった。
自然に腑に落ちてた。
前は空気が読めなくて、空気が読める人になりたくて、もがいてたけど、
今は空気がよめなくても鈍感でもいいやって心から思えるようになった。
気づかなくてごめんね~(笑)
鈍感でごめんね~(笑)
空気読めなくてごめんね~(笑)
って先に言えるようになった。
前は隠そう隠そうとしてたからね。まあ、バレてただろうけど。
すごい進歩。
こないだ、久しぶりにBさんと会って、
Aさんが感情の起伏が激しくて怒ってること、実は気づいてなかったんだよねーって話したら
え~、あれ気づかないの?鈍感~(笑)
って言われたけど。
だよね~(笑)ほんと鈍感だわ~(笑)
って笑って言えた。
これも、前だったら鈍感って言われたらめっちゃ凹んで傷ついてたと思うんだよね。
その場は笑ってたとしても。
ちょっとずつだけと、ダメな自分におっけーだせるようになったんだな。
他の部分でおっけー出せてない私もいるけど、
きっとそれも優劣じゃなく、
ひとつの特性で、
私の魅力でもあるのだろうね。
そう思えるようになりました。